HOME ≫ 美容業界の方向け情報 ≫ サロンでのPPTの役割
ヘアカラーやパーマの度に、髪はダメージを受けます。これは毛髪を構成するケラチン(タンパク質)が酸化されたり、分解・流出されたりするために起こり、キューティクルがはがれたり、強度が落ちたりしてしまいます。しかしPPTはこれらのダメージを抑制することが可能です。さらにヘアカラー剤やパーマ剤にPPTを配合すると、ダメージ抑制だけでなく様々な効果を付与します。
- ●ヘアカラーでの効果
- ・ヘアカラーによるタンパク質の流出部分などを補充し、ヘアカラーのダメージを抑制する。
- ・毛髪の空洞を減らすことで染料の流出を抑え、ヘアカラーの色持ちを良くする。
- ●パーマでの効果
- ・パーマによる空洞(タンパク質の流出や構造変化の影響)を補充し、ダメージを抑制する。
- ・ウェーブ力を向上させ、弾力のある仕上がりを実現する。
ヘアカラーやパーマを施す前に、PPTを配合した製品で前処理(トリートメント)を行うと、ダメージを抑制したり効果を向上させたりすることができます。ダメージが気になるけどヘアカラーやパーマを楽しみたい人には、PPTの前処理がオススメです。
ヘアカラーの前処理 | ・PPTが染料の染着性に作用し、ヘアカラーの染色性を向上させる。 ・タンパク質部分などの流出を防ぎ、ダメージを抑制する。 |
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パーマの前処理 | ・パーマ剤の過剰反応を防ぎ、ダメージを抑制する。 ・毛髪に付着した薬剤を均一に作用させることができる。 |